職員研修の時間を持たせていただきました。
福井大学教職大学院 鮫島京一教授をお招きして、「子どもを“みる”とはどういうことか」というテーマで学びを深めました。
子どもを「みる」という行為には、さまざまな意味があります。
ただ行動を“見る”のではなく、その子の内側にある気持ちを“観る”、日々の小さな変化やサインを“診る””看る”など、
どの「みる」も、私たち大人の関わり方と深く結びついています。
子どもの姿をひとつの方向からだけでなく、まるで万華鏡をのぞくように、角度を変えて何度も、丁寧に見つめること。
そこにはその子らしさが輝く瞬間があり、時に新しい一面に気づかされることもあります。
家庭の中で、そして保育の場で、子どもたちは大人のまなざしに包まれながら育っていきます。
だからこそ、保育者も「どう関わるか」「どう受け止めるか」を、立ち止まって考えることを忘れずにいたいと感じました。
これからも、子どもたちとのかけがえのない日々に、丁寧に向き合っていきたいと思います。